インストールの完了

Red Hat Linux 7.1 のインストールはほとんど完了です。

インストールプログラムが終了すると、[Enter]キーを押すように 指示が表示されます。(図3-26を参照)。 そうすると、LPARはインストールされたRed Hat Linux OSで再起動して来ます。

注意用心 — IPLを実行 又は LPARをオフに構成変更する前に
 

正しく再起動する為には、カーネルイメージとカーネルコマンドラインの引数をIPLソースに 保存しなければなりません。Linuxにログインして、以下の内の適合する指示に従って下さい。

仮想ディスクにインストールして、SCSIディスクはない場合、次の2つのコマンドを使います:
/sbin/installkernel prep
/sbin/installcmdline prep

仮想とSCSIの両方のディスクがあり、最初の仮想ディスクのPRePブートパーティションから IPLしたい場合、次の2つのコマンドを使用します:
/sbin/installkernel prep 
/sbin/installcmdline prep

複数のSCSIディスク(仮想ディスクの有無に関係なく)を使用して、Aサイド 又は、BサイドからIPLしたい場合、次の2つのコマンドを使用します:
/sbin/installkernel a 
/sbin/installcmdline a
各コマンドでab引数に入れ換えると Bサイド上にカーネルとコマンドラインをインストールします。

注意注意:
 

/sbin/installkernelコマンドが終了するまでしばらく 時間がかかります。

ここでLinuxをシャットダウンしてLPARをオフに構成変更出来ます。そして構成変更を再度オンにする前に、 IPLソースをLPARの為に*NWSSTGか、Aか、Bに 設定する必要があります。

rootとしてログイン出来る場所はコンソールか、あるいは/etc/securettyに リストしてあるデバイスだけということを忘れないで下さい。リモートシステムからrootとして ログインしたい場合は、sshを使用します。

図 3-26. インストールの完了