パッケージの表示

 左のツリービューにあるフォルダのアイコンは、それぞれパッケージのグループを表します。それぞれのグループにはサブグループが含まれる場合があります。たとえば、Editorsフォルダには、edvimGXeditなどのテキストエディタが含まれます。さらに、Editorsの下にEmacsという別のフォルダもあり、その中にはemacsemacs-X11が含まれます。

 また、ツリービューは表示、非表示ができるように配置されているので、パッケージを簡単にナビゲートすることができます。横に[+]が表示されているフォルダは、さらにサブフォルダがあることを表します。

 グループの中にあるパッケージとサブグループを表示するには、フォルダまたは[+]をマウスの左ボタンで1回クリックします。これにより、表示ウィンドウにそのフォルダの内容が表示されます。デフォルトでは、パッケージを表すアイコンが表示されます。操作=>設定メニューを選び、[パッケージリスト]タブで[一覧で見る]を選択すると、リストビューに変更することができます。Gnome-RPM設定のカスタマイズについては、the section called 設定を参照してください。

パッケージの選択

 パッケージを1つ選択する場合は、目的のパッケージをマウスの左ボタンでクリックします。パッケージが選択されたら、そのタイトルを強調表示します(Figure 18-2参照)。選択を解除するには、表示パネルの、アイコンのない部分をクリックするか、ツールバーで[Unselect]ボタンをクリックします。パッケージを選択解除すると、強調表示も消えます。

Figure 18-2. Gnome-RPMでのパッケージの選択

 ツリーパネルの複数のフォルダで複数のパッケージの選択と選択解除を行うことができます。複数のパッケージを選択するには、Ctrlキーを押しながら、パッケージを1つずつ左クリックし、対象のパッケージをそれぞれ強調表示します。

 フォルダ内のパッケージをひとまとめに選択するには、まず、1つのパッケージを左クリックします。その後、Shiftキーを押しながら、選択する最後のパッケージを左クリックします。こうすると、最初に選択したパッケージから最後に選択したパッケージまでの個別パッケージも選択されて強調表示されます。

 Gnome-RPMの一番下にあるステータスバーは、選択されたパッケージの合計数を表示します。