LANを使うと次のような利点があります。
複数のコンピュータで作業をしているとき、「あのファイルはどのコンピュータ だったかな」と悩むことはありませんか?ネットワークでコンピュータをつなぐと ファイル保管用のコンピュータを一台にしてしまうことができます。
私は今でも画像処理は Mac でやるという頑固者ですが、BBS からの気象情報 収集等は Win95 機上で行っています。このように作業を分担する場合、LAN で データをやり取りできるというのはたいへん便利です。実際、私はこの文書を草稿 を Mac 上の Claris Works で書き、Linux 上の sgml ツールを使用して文書整形 し、結果を Windows の Internet Explore でみながら、Claris Works で書き直しています。
一台だけプリンタを買っておけば、ネットワーク越しにいろいろなコンピュータから
印刷できます。
普通はLANを使うとシリアルポートやパラレルポートによる接続より早くデータを 転送できます。
各々のコンピュータを一対一接続すると、N台のコンピュータを接続するには ケーブルが N*(N-1)/2 本必要です。これはたまりません。LAN にすれば、配線 は断然楽になります。
ばかばかしいと思いますか?趣味でコンピュータをやるときには重要です。
ファイル共有やプリンタ共有はこの文書では触れていませんが、 こういった機能は、いったん LAN が組みあがったら、すぐ手が 届くところにあります。