マニュアルページ gerror.3f




名前

     perror, gerror, ierrno - システムエラーメッセージの取得


機能説明

     perror - FORTRAN 論理ユニット 0 にメッセージを書き込みます。
          メッセージは、最後に検出されたシステムエラーを 示 し ま
          す。
          string は、文字入力引数です。
          これは、標準のエラーメッセージの前に書き込まれます。

        使用例 1: perror:
               ...
          CALL perror ( "file is for formated I/O" )
               ...

     gerror - システムエラーメッセージを返します。
          string は、文字出力引数です。

        使用例 2: gerror をサブルーチンとして使用
          CHARACTER string*30
               ...
          CALL gerror ( string )
          WRITE(*,*)  string
          END

        使用例 3: gerror を関数として使用 (この場合、 string は使
        用しません):
          CHARACTER gerror*30, z*30
               ...
          z = gerror( )
          WRITE(*,*)  z
          END

     ierrno - 最後に検出されたシステムエラーのエラー番号を返し ま
     す。

          この番号は、エラーが実際に発生しないと更新されませ ん。
          エ ラーを生成するルーチンのほとんどは、この関数の呼び出
          し後にエラーコードを返します。エラーの原因を示すもの と
          して、このエラーコードの方が信頼性があります。

        使用例 4: ierrno:
          INTEGER  ierrno, n
               ...
          n = ierrno ( )
          WRITE(*,*)  n
          END



ファイル

     libfui.a


関連項目

     intro(2)perror(3)


制約事項

     perror の呼び出しに使用する文字列 string は、127 文字を超 え
     ないようにしてください。

     gerror によって返される文字列の長さは、呼び出し側プログラ ム
     によって決まります。パラメータ