生成ダイアログの「言語」オプションで「スタブ」を選択すると、X-Designer は、デザインに追加されている各コールバックおよびメソッドに対してのルーチン「スタブ」を、独立したスタブファイルに生成します。
スタブファイルを生成すると、ルーチンにユーザー独自のコードを追加することができます。これらの追加の行が上書きされないようにするために、X-Designer は以前に生成されたルーチンに特殊なコメントを生成して目印をつけます。そのため、これらのルーチンは書き換えられず、新しいコールバックやメソッドはファイルの終わりに追加されます。
特殊コメントの最初の部分は、次のように始まります。
/*
** X-Designer generated prelude.
*/
そして、以下のように終了します。
/* End of X-Designer generated prelude */
このコメント内の情報は、毎回新しく生成されるため、インクルードファイルのリストは常に最新のものとなります。
また、各ルーチンの初めには、以下のような特殊コメントがあります。
/*
** X-Designer Stub <ルーチン名>
*/
ファイル内でユーザー独自の追加コードを保つためには、これらのコメントの変更や削除は一切行わないようにしてください。X-Designer は、新しいファイルを作成する前には常にファイルのバックアップを作成します。
X-Designer にスタブのひとつを再生成させるには、単純に、スタブの前にあるコメントおよびスタブそのものを削除してください。スタブを再生成することにより、ルーチンの内容は失われますので、注意してください。
X-Designer は、ユーザーがコールバックまたはメソッドを削除した後でも古いスタブを取り除くことはしません。ファイルからルーチンを削除するには、スタブおよびコメントを取り除きます。
多数のコールバックおよびメソッドを削除したことによって使用されないコードが多数存在するようになり、ファイルが大きくなった場合には、強制的に新しいファイルを生成することができます。古いスタブファイルを取り除くか、ファイルの名前を変更してください。
関連項目: