ブリテンボードリソースパネルは、ブリテンボードおよびフォームウィジェットのリソースを設定するためのダイアログです。また、選択ボックス、コマンド、ファイル選択およびメッセージボックスウィジェットのいくつかのリソースを設定する場合にも使用されます。
ブリテンボードリソースの数は大変多いため、リソースパネルは表示、フォント、設定、コールバックという論理的なページ毎に収められています。
リソースパネル上部には、さまざまなページを選択するためのタブボタンがあります。
表示ページには、さまざまな表示形式リソース、そして取り消しボタンフィールドとデフォルトボタンフィールドの 2 個のウィジェット評価リソースがあります。これらのボタンを使用すると、ブリテンボード内でさまざまなイベントが発生した場合に活性化される子ボタン (または孫など) を指定することができます。デフォルト動作では、エスケープキーが押されると指定された取消ボタンが活性化され、リターンキーが押されると指定されたデフォルトボタンが活性化されます。 このページでは、ブリテンボードの子に対してテキスト、ボタンおよびラベルのデフォルトフォントを指定することもできます。これらの値は直接入力することも、関連するボタンを押してフォント選択パネルを表示することもできます。
マージンページには、マージンと間隔のリソースがあります。
設定ページには、さまざまなスカラーおよび boolean リソースのためのフィールドが含まれています。 ダイアログのスタイル、サイズ変更方針、自動アンマネージは特に重要です。
ダイアログのスタイル
アプリケーションの他の部分やディスプレイ上の他のアプリケーションと、ブリテンボードが対話する方法を指定します。たとえば「システムモード付き」スタイルは、ユーザーがブリテンボードをポップダウンするまでは、どのアプリケーションにもユーザーは入力することはできません。
サイズ変更方針
ジオメトリ管理要求に対してのブリテンボードの対応方法を指定することができます。
自動アンマネージ
ユーザーアクションに続いて自動的にダイアログを画面からポップするか、あるいはプログラム制御下で明示的にダイアログをアンマネージされる必要があるかを指定します。
X-Designer の「ウィジェット」メニューの「コールバック...」オプションを選択すれば、ウィジェットに対するコールバックを登録できます。
これらのリソースに関しては、OSF/Motif プログラマーズ・ガイドを参照すると良いでしょう。
関連項目: