「作業手続き」ダイアログ

このダイアログでは、インタフェースに X ツールキットの低レベルの作業手続きを指定できます。

作業手続きの追加

手続きの名前だけは、必ず指定しなければなりません。作業手続きの名前を登録するには、「手続き名」テキストフィールドに名前を入力してください。

クライアントデータの指定

作業手続きが呼び出されたときに、作業手続きに渡したい非公開データを指定するには、「クライアントデータ」テキストフィールドにこのデータを入力してください。指定したクライアントデータは、X-Designer によって解析されません。クライアントデータとしては、単純な整数値、引用符で囲んだ文字列、より複雑なデータ構造のアドレスや式なども指定できます。

クライアントデータは解析されずに、(作業手続きを X ツールキットに登録する関数への引数として) 生成コードに直接出力されるため、コードを完全にコンパイルしたい場合には、ユーザーの責任で正しい値を指定してください。

クライアントデータのデフォルト値は NULL です。

コード生成

作業手続きは、コードファイル内の XtAppAddWorkProc() コールを使用して X ツールキットに登録されます。指定したハンドラはスタブファイルに生成され、コールバックの場合とまったく同様に、ダイアログから直接または個別のエディタで編集できます。

多数の作業手続きを組み込むことができ、それぞれに割り当てられる優先順位は、リストに追加した順序によって決まります。つまり、最後に追加した手続きが呼び出されます。

イベントハンドラをダイアログから直接編集したい場合には、ダイアログにある「コードを編集」ボタンを使用してください。

関連項目: