X-Designer のリソースパネルに並べられている多くのリソースは、専用のテキストフィールド内に値を直接入力する、あるいは二次ダイアログから値を選択するというどちらかの方法で入力することができます。後者の場合、一次パネル中のリソース名は通常、二次ダイアログをポップアップさせるために使用するボタン名と一致します。
構成済みのユーザー定義ウィジェット用に二次ダイアログを使用してデータ入力を可能にするには、一次パネル上のリソースボタンが押された時に、二次ダイアログを作成するための関数名を指定する必要があります。また、ダイアログを目的の時点で配置するためには、初期化関数および更新関数を指定することも必要です。
X-Designer では、標準的なリソース型用にいくつかの簡易二次ダイアログが用意されています。これらのダイアログは、ポップアップリストに作成関数形式で表示されています。用意されている二次パネルのいずれかが、指定されたリソース型に対してのデータ入力を扱える場合には、リストからその項目を選択するだけですみます。
また、用意されているダイアログでは必要な関数が提供されていない場合には、ダイアログ作成、初期化、および更新フィールドを使用して新しい二次ダイアログ関数を指定することができます。
作成フィールドは、最初にリソースボタンが押された時に呼び出される関数を指定し、単純にダイアログ構成を作成します。
初期化関数は、ユーザーがリソースボタンを押すごとに呼び出され、ダイアログにデータを配置します。
更新関数は指定しなくてもかまいません。更新関数は、指定されている場合は、ユーザーが新しいウィジェットを選択するごとに呼び出されます。
更新および削除ボタンは、組み込まれている二次ダイアログの初期リストに新しい二次ダイアログを追加、あるいは削除するために使用します。
X-Designer ユーザーズガイドでは、これらの関数に必要な形式について詳細に説明しています。また、特殊な二次リソース選択パネルを追加する必要がある場合にもユーザーズガイドを参照してください。
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