ウィジェットメニュー

ウィジェットメニューは、現在選択されているウィジェットを構成する操作を提供しています。

リソース: 現在選択されているウィジェットに対してのリソースパネルを表示します。構成領域において選択されているウィジェットをクリックしても、リソースパネルをポップアップさせることができます。表示されるリソースパネルには、現在選択されているウィジェットの種類に固有のすべてのリソースが含まれています。

リソースには、ほとんどすべてのウィジェットに共有されているものもあり、それらはコアリソースパネルで確認することができます。

コアリソース: 現在選択されているウィジェットに対してのコアリソースパネルを表示します。このパネルを使用すると、ほとんどの Motif ウィジェットに対して使用可能なリソースを設定することができます。これらのリソースは、すべてのウィジェットが派生している Motif コアクラスのリソースです。プリミティブおよびマネージャウィジェットリソースもこのパネルで提供されており、背景および前景色なども一緒に使用することができます。

緩い結合: 「緩い結合」 ダイアログを表示します。このダイアログを使用すると、ウィジェットがリソースを共有できるように、リソースファイルでのリソースの生成方法を制御することができます。

配置: ウィジェットを他のウィジェットに相対的にグラフィックで配置し、アタッチすることができる配置エディタを表示します。ブリテンボード、フォームおよび描画領域で使用することができます。

配置エディタでは、現在選択されているウィジェットの直接の子であるウィジェットだけを調整することができます。

コンストレイント: フォームまたは区画ウィンドウの子であるウィジェットに対してコンストレイントを設定することができます。フォームの子の場合には、配置エディタの代わりに使用することができます。とりわけ、ウィジェットをゼロサイズに強制するアタッチメントを設定してある場合に、そのアタッチメントを切断する際に役に立ちます。区画ウィンドウの子に対しては、各区画の最大および最小サイズを設定することができます。

トランスレーション: ウィジェットに対してのトランスレーションを指定することができます。トランスレーションオプションによって、ユーザーイベントをウィジェット動作へマッピングすることができます。このオプションでは、ユーザー入力シーケンスに応答して呼び出されるウィジェットアクションの指定を行うためのパネルが使用できます。

グループに追加 - 選択したウィジェットを新しいグループオブジェクトに追加します。

新規グループに追加 - 選択したウィジェットを追加して、既存のグループを変更します。

コードプレリュード: ユーザー独自のコードの断片を、生成された出力ストリーム内の特定の位置に挿入するためのコードプレリュードダイアログを表示します。挿入するコードの断片は検査されないため、どのような形式であってもかまいません。

メソッド宣言: アプリケーション定義メソッドに対しての宣言を C++ クラスに挿入することができます。

リセット: 現在選択されているウィジェット (およびその子) を破壊し、それらを再度作成します。リソースを変更しても (またはデフォルトに戻した場合)、外観に何の変化も現れない場合にこのオプションを使用します。リセットオプションにより、予想に反した結果にならないようにすることができます。

リンク編集: ウィンドウデザインにアクティブリンクを追加する (あるウィンドウ内のボタンを押すと、別のウィンドウがポップアップされるようにするなど) ために使用します。このオプションを使用して、アプリケーション動作のプロトタイプを作成することができます。

フォールド/アンフォールド: 現在選択されているウィジェットの子の表示を中止し、親だけを表示します。ウィンドウデザインが複雑になった場合に、複雑な部分をフォールドして構成領域をすっきりと見せることができます。

子を可視状態にするには、そのウィジェットを選択して、フォールド/アンフォールドを再度使用します。

定義: ウィジェットの階層を再使用可能なオブジェクト定義にします。定義は、ウィジェットパレットに挿入することができます。パレットに挿入された定義は、その他のパレットメッセージと同様に選択することができます。

関連項目: