このダイアログでは、インタフェースに
X ツールキットの低レベルのタイムアウト手続きを指定できます。タイムアウト手続きの追加
手続きの名前、およびこの手続きが呼び出される時点を指定する時間間隔を指定する必要があります。タイムアウト手続きの名前を登録するには、「手続き名」テキストフィールドに名前を入力してください。時間間隔は、「タイムアウトまでの時間」テキストフィールドに入力します。時間はミリ秒で測定されます。
クライアントデータの指定
タイムアウト手続きが呼び出されたときに、タイムアウト手続きに渡したい非公開データを指定するには、「クライアントデータ」テキストフィールドにそのデータを入力してください。指定したクライアントデータは、X-Designer によって解析されません。クライアントデータとしては、単純な整数値、引用符で囲んだ文字列、より複雑なデータ構造のアドレスや式なども指定できます。
クライアントデータは解析されずに、(タイムアウト手続きを
X ツールキットに登録する関数への引数として) 生成コードに直接出力されるため、コードを完全にコンパイルしたい場合には、ユーザーの責任で正しい値を指定してください。クライアントデータのデフォルト値は
NULL です。コード生成
タイムアウト手続きは、コードファイル内の
XtAppAddTimeOut() コールを使用して X ツールキットに登録されます。指定した手続きはスタブファイルに生成され、コールバックの場合とまったく同様に、ダイアログから直接または固有のエディタを使って編集できます。タイムアウト手続きをダイアログから直接編集したい場合には、ダイアログにある「コードを編集」ボタンを使用してください。
関連項目: