クリップボードファイル・ダイアログ

クリップボードファイル・ダイアログは、ファイルへのコピーおよびファイルからのペーストの両方の場合に X-Designer クリップボードファイルを指定するために使用します。

ダイアログの上部には、フィルタフィールドがあります。このフィールドに、ダイアログ内に表示するディレクトリおよびファイルを指定します。X-Designer のデザインは、接尾辞「.cxd」の付いているファイルにクリップボードデータが保存されるので、フィルタフィールドにはこの接尾辞がデフォルトで設定されています。ただし、規約を無視して独自に名前を指定することもできます。この場合にはフィルタフィールドの値を変更します。

「ディレクトリ」リストには、検索対象となるディレクトリが表示されます。リスト内の項目をクリックすることにより、ディレクトリ階層内を上下にブラウズすることができます。

「ファイル」リストには、検索されたファイル (「ディレクトリ」リスト内で現在選択されているディレクトリにあるファイル) が表示されます。「ディレクトリ」リスト内においてクリックを 1 回行なってディレクトリを変更しても、新しいディレクトリの「ファイル」リストが自動的に更新される訳ではありません。該当するすべてのファイルのリストを読み出すためには、フィルタボタンを押す必要があります。自動的に更新しないのは、ディレクトリ構造内をブラウズしている間のシステムに負担となるファイルシステムアクセスを省くためです。

フィルタボタンを押す代わりに、ディレクトリの選択時にダブルクリックを行うこともできます。この操作を行うと、「ファイル」リストが自動的に更新されます。

ファイルのスクロールリストから、必要なファイルを選択することもできますが、選択フィールド内にファイル名を直接入力することもできます。

選択を行なった後、了解ボタンを押してクリップボードファイルから読み出し (またはファイルへの書き込み) を行います。

関連項目: