リソースパネルを使用すると、現在選択されているウィジェットのリソースを設定することができます。
リソースパネルには、数多くのセクションまたはページで構成されているものもあります。 セクションの切り換えは、パネルの左上にあるタブボタンを使用して行うことができます。
現在選択されているウィジェットに関係のないリソースは、選択不可となり、グレー表示されます。このため、X-Designer では、特定のウィジェットに適用できないリソースは設定することができません。
リソースパネル上の、生成された Java コードで有効なリソースの横には、コーヒーカップの絵が表示されます。「S」という文字の付いたコーヒーカップの絵は、そのリソースが Swing コードに関係していることを示します。X-Designer がコーヒーカップのアイコン用に必要な色を割り当てられない場合は、Java で有効なリソースは「J」という文字で示されます。
2.1 バージョンの Motif ツールキットに固有なリソースの場合、その横に "M2.1" が表示されます。 古くなったリソースについては "D2.1" が表示されます。
Microsoft Windows モードの場合では、Microsoft Windows にマップされないリソースはピンク色で表示されます。色は、アプリケーションリソース・ファイルにおいて変更することができます。ピンク色で表示されるリソースは、設定可能ですが、その効果は Motif にのみ有効です。
それぞれのリソースの横には、コード生成時に個々のリソースを出力に組み込むかどうかを制御するためのトグルボタンがあります。リソースに対してのコードが生成されるか否かは、コード生成パネル自体にあるさまざまなトグルの値に加え、これらリソースパネルのトグルの設定によって異なります。この問題の詳細は、コード生成ダイアログのヘルプ項目に説明されています。
リソースには、多くのウィジェットクラスに共通し、ウィジェット固有のリソースパネルではなくコアリソースパネルを使用して設定されるものもあります。このようなコアリソースの例として背景色があります。
デフォルト値
リソースが明示的に設定されていない場合には、現在の値は括弧内に表示されます。リソースに値が指定されると、現在の値を削除することによって、デフォルトに値をリセットすることができます。X-Designer は値を括弧内に表示して、これを示します。
リソースフィールド内の値は、現在ウィジェットにより使用されている、またはウィジェットに割り当てられている値です。デフォルトリソースは、ソースの生成時には出力されません。
選択パネル
選択パネルは、ウィジェットリソースパネル内の多くのリソースに対して使用することができます。ボタン内にリソース名が表示されている場合は、ボタンをクリックすると、そのリソース型に対応する選択パネルを表示することができます。選択パネルは、ピックスマップ、色、フォントリソースに対して用意されています。
注意
括弧内にリソース値を直接入力することはできません。値をデフォルトに戻すためには、値を削除する必要があります。
関連項目: