Smart
CODE |
生成済みコードに関するオンラインガイド
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はじめに
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スマートコードは、たいへん単純です。X-Designer によって生成されるインタフェースコードやコールバックスタブのほかに、次のようなスマートコードを生成することもできます。
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大域的ヘッダーファイルを除き、すべての新しいコードはサブディレクトリに生成されます。これらのディレクトリには、ユーザーが選択した関数と言語に従って名前が付けられます。したがって、C
で生成された Motif 固有のコードは、motif_c サブディレクトリに格納され、java
のコールアウト (ユーザーがプログラムするためのスタブ) は、callouts_java
サブディレクトリに格納されます。
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C および C++ の場合、新しいコードは、メークファイルを使用してすべて結合されます。java
の場合、パッケージの配列は、すべて次のようなコマンドによって構築されます。
$ javac *.java
(正しい JDK を使用して、CLASSPATH が適切に設定されている場合)。
Java JDK 1.1 のコードを生成している場合、次の 2 つのシェルスクリプトが生成されます。
JDK 1.0 の場合、javac10.sh および java10.sh が生成されます。
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スマートコードについて最小限、知っておくと役立つことは、以下の通りです。
thin クライアント用スマートコードとインターネット用スマートコード
ルーチンを使用して実行時にインターネット接続を構成し、プロキシ設定、URL、および
URL の一部として送られるその他のデータを使用したり、変更することができます。
取得/設定スマートコードを使用している場合
作成したコードは callouts_* ディレクトリに書き込みます。コールアウトファイルには
_user という接尾辞が付いています。thin クライアントおよびインターネットスタブには
_cs
という接尾辞が付いています。したがって、スタイルを切り替えると、元の _user
ファイルにはアクセスせず、メークファイルの中で参照されなくなります。
thin クライアント用スマートコードを使用している場合
次のようにして、簡単にクライアントアプリケーションを構築できます。
$ make
コーディングは不要で、アプリケーションはすべてサーバーに書き込まれ、次のコマンドを使用して構築されます。
$ make server
ユーザーのデータとサーバーから返されるデータをチェックし、どちらかの時点でコールバックを中止することができます。
グループ内のインタフェース要素の一部 (またはすべて) を非公開にし、さらにサーバーにとってより適切である場合は、グループ内のその他のデータ要素を使用して異なるフォームでデータを送信
(および受信) することにより、サーバーへ送信するデータを制御することができます。
送信および受信ハンドラを定義することにより、内部のデータ処理コードを無効にすることができます。
バンドデータの範囲外のハンドラを使用して、エラー条件を処理することができます。
インターネット用スマートコードを使用している場合
データを処理するために受信ハンドラを用意する必要があります。
受信したデータは、ストリームとして処理するか、またはスマートコードの
InputData を使用してデータを自動的に読み込み、getData() および getSize()
メソッドを使用してアクセスできるようにすることが可能です。
Web サーバーにデータを POST する必要がある場合は、送信ハンドラを用意します。
HTML の URL を処理する場合、ユーザーは HTML の構文解析を行う必要がありません。スマートコードでは、入力ストリームの特別な機能を配信対象として指定し
(インタフェースにコールバックを設定するのと同様に)、これらの機能にたどりついたときに「拾い上げ」ます。HTML
を処理するために、従来の解析機能を作成したり、使用する必要はありません。