X-Designer 再現機能コマンド構文 - ボタンアクション (位置に依存した制御)

X-Designer 再現機能コマンド構文 - ボタンアクション (位置に依存した制御)


キーワード

形式

    push widget(mame,qual)
    drag widget(name1,qual1)-widget(name2,qual2)

入力内容

機能説明

一部のウィジェット (描画領域など) では、クリックする場所が重要になります。描画領域の場合は、描画領域内の位置が必要です。リストの場合は、選択した項目の指定が必要です。上記バージョンの push は、そのような位置に依存したウィジェットを対象としたコマンドです。

このようなウィジェットでは大部分の場合、クリック以外の操作が必要です。ある位置でボタンを押し、別の場所で離す必要があります。 X-Designer では、フォームに対する配置エディタ上でウィジェット間にアタッチメントの設定する場合がその一例です。この設定はサーバーグラブに関係する場合があるので、最初の部分はボタンを押す位置を記述し、2 番目の部分はボタンを離す位置を記述するような単独の drag 操作として記述されます。

この機能は、アプリケーション内での描画領域など、ユーザー定義ウィジェットの単一インスタンスに使用することができます。また、ウィジェットクラス全体に (XmList、XmScale、XmScrollBar、他社の各種ウィジェットセットの場合のように) 使用することもできます。

使用例

最初の例は、Motif の描画領域ウィジェットが X-Designer テスト用に実装される様子を示しています。

    in ApplicationShell
	push tree_da(mybutton,centre)

次の例は、 X-Designer のフォームレイアウトエディタで frame1 ウィジェットと button_box ウィジェットの間でアタッチメントが作成される様子を示しています。

    in form_layout
	drag layout(frame1,right)-layout(button_box,left)

これらの結果は X-Designer で試してみることができます。

関連項目: