Java コードの生成
「ディレクトリ」というテキストボックスに、ファイルの生成先が表示されます。生成先を変更するには、ディレクトリ名をテキストボックスに直接入力するか、「ブラウズ...」ボタンを押して File Selection ダイアログを使用します。
生成されるのは、選択状態 (強調表示) のファイルのみです。ファイルを選択または選択解除したいときは、該当ファイルをクリックします。複数のファイルを一度に選択するときは Shift キーを併用し、ファイルを個別に選択リストに追加するときは Control キーを併用します。このダイアログに示されるファイルの詳細については、次のパラグラフを参照してください。生成されたコードをコンパイルし、実行する方法については、X-Designer のマニュアルを参照してください。
「オプション...」というボタンを選択すると、一般的なコード生成オプションが並んだダイアログが表示されます。このダイアログを使用すると、アプリケーションクラスの名前を変更したり、生成対象のリソースの場所を指示したりすることができます。
「Javaオプション...」というボタンを選択すると、Java コードの生成に関するオプションが並んだダイアログが表示されます。
生成できるファイルは、次のとおりです。
- ApplicationClassName.java: アプリケーション用の主要なコードファイルで、そのアプリケーションを定義するクラスです。このクラスには main 手続きが 1 つ含まれています。このファイルの名前は、アプリケーションクラス (デフォルトでは XApplication) の名前によって決まります。この名前はコード生成のオプションダイアログで変更できます。
- ApplicationClassNameLinks.java: ウィジェット間の動的リンクを実装するためのコードを含むファイルです。リンクを作成しない場合は、このファイルは不要です。
- ApplicationClassNamePixmapObjects.java: ピックスマップオブジェクトを指定した場合に生成されるファイルです。この中にピックスマップオブジェクトが含まれます。
- ApplicationClassNameFontObjects.java: フォントオブジェクトを指定した場合に生成されるファイルです。この中にフォントオブジェクトが含まれます。
- ApplicationClassNameColorObjects.java: カラーオブジェクトを指定した場合に生成されるファイルです。この中にカラーオブジェクトが含まれます。
- ApplicationClassNameStringObjects.java: 文字列オブジェクトを指定した場合に生成されるファイルです。この中に文字列オブジェクトが含まれます。
- WidgetClassName.java: (コードリソースパネルで) Java クラスとして指定したウィジェットごとに生成されるファイルです。この中には個々のウィジェットのクラス定義が含まれます。このファイルはデザイン中のクラスごとに生成されます。ウィジェットをデザインに含めたい場合は、そのウィジェットに対して必ずこのファイルを生成する必要があります。
関連項目: