描画領域リソースパネルは、描画領域ウィジェットに関するリソースを設定するために使用される単純なダイアログです。
描画領域ウィジェットに特有のリソースは、 マージン、サイズ変更方針、コールバックの 3 種類に分類されます。
マージンの幅および高さを設定すると、描画領域周囲のマージンサイズを明示的に指定することができます。
サイズ変更方針を設定すると、ConfigureNotify イベントに対してウィジェットが反応する方法を指定することができます。 「固定サイズ」、「拡大のみ」、「必要に応じて」の 3 種類の基本方針があります。「固定サイズ」の場合、描画領域のサイズは固定されたままになります。「拡大のみ」はウィジェットを拡大し、「必要に応じて」は状況に応じてウィジェットを縮小または拡大します。
描画領域に固有のコールバックは、露出 (expose)、入力、サイズ変更の 3 種類です。露出コールバックは、ウィジェットに対して露出イベントが生成された場合に呼び出されます。 コールバックは露出された領域に応じて、描画領域の内容全部または一部を描画し直します。入力コールバックは、描画領域内の入力 イベントを管理するために使用することができます。 たとえば、コールバックを使用して対話型描画プログラムを作成することができます。サイズ変更コールバックは、ウィジェットのサイズ変更により生じた ConfigureNotify イベントが発生すると呼び出されます。
X-Designer の「ウィジェット」メニューの「コールバック...」オプションを選択すると、ウィジェットに対するコールバックを登録できます。
設定したいリソースが描画領域リソースパネルに見つからない場合は、コアリソースパネル (X-Designer ディスプレイの上部にあるウィジェットメニュー内) で見つかる場合があります。
関連項目: