Java 準拠不良ダイアログ
「Java 準拠不良」ダイアログには、Java コードでは再現できない
デザインのすべての内容が表示されます。
このダイアログの下の部分にあるボタンには、以下の機能があります。
- 移動
- 「Java 準拠不良」ダイアログで選択されているウィジェットが、デザイン
中でも選択されます。そのウィジェットが現在表示されているシェル以外の
場所にあったり、階層中でフォールドされている部分にある場合は、
ウィジェットが見えるように表示内容が変わります。
- 次
- 「Java 準拠不良」ダイアログでの選択部分が、ウィジェットリスト内の
次の項目に移動します。
- 修正
- ダイアログ内で選択されているウィジェットの準拠エラーの原因を修正できます。
このボタンは、準拠エラーをこのように自動的に解決できる場合にのみ有効に
なります。
- 閉じる
- ダイアログが閉じます。
- ヘルプ
- ダイアログに関するヘルプが表示されます。
Java コードの生成に関するデザイン上の制限
Java コードに変換できないユーザーインタフェース機能を次に示します。
- シェルでない親を持つファイル選択ボックス
- 作業領域のあるファイル選択ボックス
- クラスであるファイル選択ボックス
ファイル選択ボックスには親としてシェルが必要です。
Java にはモード付きファイル選択ボックスしかありません。
- メニューバーとシェル間のクラスであるウィジェット
この制限があるのは、シェルがメニューバーを見つけられるように
するためです。
- シェル内の複数のメニューバー
Java では、シェルにはメニューバーが 1 つしかありません。
- メニューのないカスケードボタン
Java にはカスケードボタンに相当するものがないため (メニューは
メニューバーに直接追加されます)、カスケードボタンを単独で使用しても
意味がありません。
- ポップアップメニューのあるデザイン
Java はポップアップメニューに対応していません。
- メニューバーの複数行文字列
メニューバーでは複数行の文字列を使用できません。
他の場所では使用できます。
- クラスでないリンク元
Java では、リンク元はクラスでなければなりません。
- クラス内にないコールバック元
これは現行バージョンの AWT イベントモデルの制限であり、
このモデルの開発に伴って、今後のバージョンでは改善される
可能性があります。
- メニュー内のピックスマップ
- メニュー内のラベル
- アプレットのメインウィンドウにあるメニュー
Java では、上記の 3 項目は使用できません。
関連項目: