「定義を編集」パネルを使用すると、ユーザーの定義を公開の再使用可能オブジェクトにする、または指定することができます。
パネルの上部には、定義を選択またはブラウズするための領域があります。ベースディレクトリボタンは、現在ある定義のディレクトリまたはこれから定義を配置するディレクトリを指定するために使用する、ファイル選択を表示します。項目リストは、認識されている定義のリストです。ユーザーは、表示されているリストからディレクトリを選択するか、または、定義フィールドに定義名ディレクトリを直接入力することもできます。
ウィジェット名は、定義のルートを識別するために使用する名前です。 定義のクラスインスタンスを生成する際に使用されます。
保存ファイルリソースは、定義を保存するファイルの名前です。 名前は直接入力することもできますが、リソースボタンをクリックしてファイル選択を表示し、ファイルシステムをブラウズすることもできます。
アイコンリソースは、定義に対応するパレットアイコンを呼び出すために使用される、定義リソースファイル内 (下記参照) のリソースの名前です。
「アイコンファイル」リソースは、パレットに表示するイメージが含まれているビットマップまたは XMP 形式のファイルの名前です。 ここでも、ファイルを直接入力したり、リソースボタンをクリックしてファイル選択ブラウザを表示したりすることができます。 アイコンファイルを作成するには、X-Designer ピックスマップエディタを使用することができます。 このファイルが使用されるのは、アイコンリソースが有効なファイル名を提供しない場合だけです。
「インクルードファイル」リソースを使用すると、定義に対応するクラスインスタンス指定が含まれているヘッダーファイルの名前を指定することができます。このヘッダーファイルは、定義のインスタンスをウィジェット階層に作成する際に、生成ソースに組み込まれます。 ファイルヘッダー名を直接入力する、またはリソースボタンを押して、ファイル選択を表示します。
UID ファイルリソースにより、定義に対して UID ファイルを指定できます。 これが有効であるのは、UIL コード生成の場合だけです。
「リソースファイル」リソースは、定義固有の X リソースが含まれるファイルの名前です。
定義オブジェクトに対応するヘルプシステムへのインタフェースを任意で指定することができます。 X-Designer は、フラットアスキー・ヘルプファイルと FrameMaker ヘルプ用文書とマーカー (ヘルプメニューで FrameViewer トグルが設定されているかどうかに依存する) の両方をサポートしています。
仮設定ボタンは、現在選択されているウィジェットおよび現在のデザインからの情報を使用して、パネルのフィールドを記入します。このボタンは定義の変更や追加は行わず、テンプレートとして現在のコンテキストを使用したデフォルトを設定するだけです。これにより、すべてのフィールドへ入力する手間を省くことができます。
更新ボタンは、行なった変更を有効にし、定義をウィジェットパレットに追加 (または更新) します。
削除ボタンは、現在選択されている定義をパレットから削除します。
注意
パレット内にある定義ウィジェットの初期リストは、ファイル ${HOME}/.xddefinitionsrc から取り入れられます。
関連項目: