X-Designer メインウィンドウの左端下のウィジェットパレット左上にある、シェルアイコンをマウスボタン 1 でクリックします。これにより、アイコンはパレットの右側にある描画領域に配置され、選択可能であるその他すべてのアイコンが強調表示されます。
パレット内のシェルアイコンのすぐ下にあるアイコンを選択します。これは「メインウィンドウ」アイコンで、最初のウィンドウとして、あるいは作成されるユーザーインタフェースのメインウィンドウとして使用されます。ユーザーが作成しているウィンドウを実際に視覚的に表現するデザインウィンドウと呼ばれる小さなウィンドウがポップアップします。このウィンドウを片側に寄せます。
構成領域には、この時点でいくつかのアイコンが含まれています。構成領域でデザインウィンドウに対するウィジェット階層を始めていきます。メインウィンドウは、自動的に 1 個または 2 個の他のアイコンを提供するコンテナウィジェットです。
パレット左側の上から 3 番目にあるメニューバーアイコンを選択します。すると、パレット上ではカスケードボタンだけが強調表示されます。ボタンを何回か選択すると、デザインウィンドウには「カスケード」と呼ばれるいくつかのカスケードボタンが配置されます。これらのボタンは選択可能ですが、この時点ではまだ何も起こりません。現在選択されているウィジェットは、構成領域およびデザインウィンドウの両方において強調表示されます。
カスケードボタンの名前を変更するには、構成領域内のカスケードボタンアイコンのひとつを選択して、もう一度クリックします。すると、「ラベル」リソースパネルが表示されます。(cascade) と表示されているフィールド内でダブルクリックし、そのボタンに対しての名前 (編集など) を入力します。その後、ラベルリソースパネル下部にある適用を選択します。デザインウィンドウ (現在構築中のアプリケーション) には新しい名前が表示されます。別のカスケードボタンを選択し、その名前も変更します。
ラベルリソースパネルは表示したままにしておくことができます。新しいカスケードボタンを選択した場合には、パネル内の値は新しく選択されたウィジェットを参照します。すべてのボタンに対する名前の指定が終了したら、パネルを閉じます。
カスケードボタンの下にメニューアイコンを追加し、そのメニューアイコンの下にボタンアイコンを追加することができます。ボタンには、カスケードボタンの場合と同じ方法で名前を指定することができます。
この時点で、いくつかのコードを生成することができます。X-Designer メインウィンドウの上部にある生成メニューからCを選択してください。生成パネルが表示されます。選択フィールドをクリックし、 test.c などの新しいファイルの名前を入力します。そして了解ボタン、または Return キー を押すとパネルが消去され、コードが生成されます。
ツールを終了する場合は、X-Designer メインウィンドウの上部にあるファイルメニューから終了を選択します。
関連項目: