画面のダンプの撮影

画面のダンプの撮影


アプリケーションの画面ダンプの撮影は、そのアプリケーションが絶えず変わる傾向がある場合は特に複雑になることがあります。 X-Designer 再現機能を使用すると、後で何度でも再利用できる画面ダンプ用スクリプトを作成することができます。また、画面ダンプ処理が自動化されるので、それらの処理を行うための費用を大幅に削減できます。

画面ダンプスクリプトは、アプリケーションの画面撮影を行う準備をする一連のアクションと、その後に続けて実際の画面撮影を行うアプリケーション外のコマンドで構成されています。以下に示すスクリプト例では、current_shell ダイアログの画面ダンプが撮られます。

in current_shell
    setenv ID WindowFrame(current_shell)
    shell xwd -id $ID -out /tmp/current_shell.xwd

最後の 2 行は (非アプリケーション) コマンドです。最初の行で変数 ID をウィンドウ装飾を含む現在のシェルウィンドウに設定します。2 番目の行では、xwd コマンドを使用してシェルウィンドウの画面ダンプを撮影し、保存します。当然、xwd の代わりに別の画面ダンプコマンドを使用することができます。

関連項目: