ピックスマップ選択ダイアログ

ピックスマップ選択ダイアログは、ボタン上のイメージなどとして使用することができるピックスマップを選択するために使用します。このダイアログには、関連リソースボタン (通常はダイアログの左下側にある) をクリックすることにより、リソースパネルから呼び出すことができます。

ダイアログは、ビットマップとピックスマップの 2 個のセクションに分かれています。ピックスマップが多くの色 (最大数は、ハードウェアにより異なります) を扱うことができるのに対して、ビットマップは 2 色 (ウィジェットの前景および背景) だけを扱います。

Windows モードにおいては、Windows リソース・ファイルを生成する際に、作成されるピックスマップは自動的に Windows ビットマップあるいはアイコンに変換されます(選択されたウィジェットがボタンであるか、あるいはラベルであるかによって異なります) 。したがって、ピックスマップ作成時にそれをファイルに保存する必要はありません。

ビットマップの指定は、Motif の組み込み X ビットマップリストから選択、またはビットマップファイル名を指定することにより、行うことができます。X ビットマップリストの下にあるテキストフィールドにファイル名を入力して「追加」を押す、または「開く」ボタンを押すことにより、ファイル選択ダイアログを使用します。どちらの方法でも、選択したものが組み込みリストに追加されます。

ピックスマップは、ピックスマップエディタを使用して処理されます。ピックスマップエディタに入力されているピックスマップは、ピックスマップ・オブジェクトにバインドすることができます。ピックスマップ・オブジェクトは、ピックスマップと名前 (my_pixmap) の大域的に結び付けたものです。ピックスマップの指定が可能な場所には、 を指定することができます。デザインウィンドウは、 適切なピックスマップを表示します。結び付きを変更した場合には、そのピックスマップ・オブジェクトが存在する場所すべてにおいて更新が行われます。既存オブジェクトのリストからピックスマップ・オブジェクトを選択する、または「編集」ボタンを押して「ピックスマップエディタ」パネルを表示し、ピックスマップ・オブジェクトを選択します。

現在選択されているピックスマップまたはビットマップは、ダイアログの左上にあるラベル上に表示されます。

必要なピックスマップを選択した後、適用ボタンを使用して、ダイアログを呼び出したリソースパネル内のリソース値を設定します。

関連項目: