リンク編集は、ボタンへのリンクを追加します。つまり、ボタンを押すことでアクションが実行されるように設定します。
リンクを追加するためには、構成領域のボタンを選択し、その後ウィジェットメニューから「リンク編集」を選択します。
リンク編集ダイアログには、リンクの種類を指定するオプションメニュー、宛て先ウィジェット選択フィールド、指定したリンクを追加または削除するためのボタン配列、そして現在選択されているウィジェットに対して存在するすべてのリンクを表示するキャンバスがあります。
サポートされているリンクの種類は、表示、非表示、マネージ、アンマネージ、有効化、無効化です。
リンクを追加する場合には、宛て先ウィジェットを選択します。宛て先ウィジェットが別のダイアログ内にある場合には、ウィンドウ保持領域からそのダイアログを取り出す必要があります。追加ボタンをクリックすると、リンクが追加され、そのリンクを表わすアイコンがリンクキャンバスウィンドウに追加されます。
Windows モードにおいて、宛て先ウィジェットが Windows 上のオブジェクトにマップできない場合には、追加ボタンはピンク色になります。この場合でもリンクを追加することはできますが、そのリンクは Motif にのみ有効となります。リンクのリストにあるエントリがピンク色である場合には、Motifにのみ有効であることを示します。
指定したボタンには、いくつでもリンクを追加することができます。リンクを追加した後は、デザインウィンドウ内でボタンを押してそのリンクを試してみることができます。
リンクを削除する場合は、リンクウィンドウからリンクを選択して、削除ボタンをクリックします。
グループは、リンク編集ダイアログでリンク先として使用することができます。グループをリンクの宛て先として使用すると、ウィジェットのグループ全体を一度に非表示にしたり、無効にするなどの処理をすばやく簡単に行うことができます。
注意
リンクは、変数名により宛て先ウィジェットを参照します。このため、ウィジェットの変数名を明示的に設定した場合にのみ、そのウィジェットへのリンクを作成することができます。シェルウィジェットにリンクを追加する場合は、シェルおよびその子の両方に名前を付ける必要があります。
リンクの宛て先であるウィジェットの名前を変更すると、リンクは無効になります。
関連項目: