Motif 2.0 で導入されたノートブックウィジェットには、数多くの論理「ページ」(子が関連づけられている任意のマネージャウィジェット) をダイアログの 1 領域にプログラマがオーバーラップできるようにするメカニズムが備わっています。
このウィジェットには、ノートブックのさまざまなページをユーザーが選択するためのメカニズムがいくつか用意されています。ページスクローラ (スピンボックス) がウィジェットによって自動的に追加されます。もっとも、プログラマは、ノートブックの縁に沿ってプッシュボタンの形でタブを貼り付けることもできます。
ノートブックは、コンストレイント・リソースによって動作します。 プッシュボタンとマネージャ子に論理ページ番号を割り当てれば、プッシュボタンタブを起動したときに該当マネージャが表示されます。
書籍に見えるよう、ノートブックは、サイドに装飾的な綴じを加えます。
ノートブックを伝統的なタブマネージャに変換することが可能です。派手な綴じ模様を削除し、組み込みスピンボックスをアンマネージし、タブを回転させてノートブック上部に位置づけ、通常のタブマネージャ的な外観となるように間隔を変更できます。 X-Designer のパレットには、この用途にぴったりのアイコンがあります。 タブマネージャウィジェットは、あらかじめ適切に設定されたノートブックの一種に過ぎません。
ノートブックウィジェットの詳細については、OSF/Motif プログラマーズ・リファレンスの XmNotebook(3X) を参照してください。
関連項目: