XPM ファイルの読み出し/書き込み

XPM またはビットマップファイルの読み出し/書き込みパネルでは、ファイルシステムをブラウズしてXビットマップまたは XPM ファイルを検索することができます。

読み出しを行う場合は、ピックスマップエディタパネル内の現在のピックスマップおよびカラーテーブルが上書きされます。XPM 形 式 3 ファイルまたはXビットマップファイルのみを読み出すことができます。

XPM ファイルの書き込みには、同じダイアログが使用されます。XPM 形式 1 または形式 3 のファイルを作成することができます。形式トグルを適切な XPM ファイルの種類に設定してください。

Windows モードには、「Windows ビットマップ」と「Windows アイコン」の 2 種類の形式があります。ピックスマップを Windows 上で表示するためには、これらのフォーマットのどちらか一方を使用する必要があります。ボタンはビットマップを、ラベルはアイコンを使用します。しかし、 Windows リソース・ファイルを生成する場合には、X-Designer がオブジェクト名をファイル名として使用して自動的にファイルを作成するため、ユーザーがファイルを書き込む必要は一切ありません。PC 上のファイル名に使用する文字は 8 文字以内にします。

ダイアログの上部には、フィルタフィールドがあります。このフィールドには、ダイアログ内に表示されるディレクトリおよびファイルを指定します。XPM データは、接尾辞「.xpm」が付くファイルに保存されます。したがって、フィルタフィールドには、接尾辞「.xpm」がデフォルトで設定されます。ただし独自にファイル名を指定することもできます。この場合には、フィルタフィールドの値を変更します。

「ディレクトリ」リストには、検索対象となる「ディレクトリ」リストが表示されます。リスト内の項目をクリックすることにより、ディレクトリ階層内を上下にブラウズすることができます。

「ファイル」リストには、検索されたファイル (「ディレクトリ」リスト内で現在選択されているディレクトリにあるファイル) が表示されます。「ディレクトリ」リスト内でクリックを 1 回行なってディレクトリを変更しても、新しいディレクトリのファイルが自動的に更新される訳ではありません。該当するすべてのファイルのリストを読み出すためには、フィルタボタンを押す必要があります。自動的に更新しないのは、ディレクトリ構造内をブラウズしている間のシステムに負担となるファイルシステムアクセスを省くためです。

フィルタボタンを押す代わりに、ディレクトリの選択時にダブルクリックを行うこともできます。この操作を行うと、「ファイル」リストが自動的に更新されます。

ファイルのスクロールリストから必要なファイルを選択することも、選択フィールド内にファイル名を直接入力することもできます。

「開いたまま」トグルを使用すると、読み書きアクション間に画面上にパネルを開いたままにすることができます。これにより、1 回のピックスマップエディタセッションのコンテキスト内で、XPM ファイルを作成することができます。

選択を行なった後、了解ボタンを押して、読み出しまたは書き込みアクションを実行します。

関連項目: