スケールリソースパネル

スケールリソースパネルは、スケールウィジェットのリソースを設定するために使用されます。

このパネルは、設定可能なリソースの数が多いため、論理的な集まりにページ分けされています。 上部にあるタブボタンを使用して、必要なページを選択します。

表示ページには、ウィジェットの視覚的外観に影響するリソースが含まれています。最小および最大リソースは、スケールウィジェットが表わす値に反映するために使用されます。スケールウィジェットのタイトルは、値に直接入力、あるいは左側にあるタイトルリソースボタンを押し、 XmString (コンパウンド文字列) エディタを表示し、設定することができます。同様に、フォントを直接指定したり、あるいはリソースボタンをクリックしてフォント選択パネルを表示したりすることができます。

設定ページには、さまざまなスカラー値リソースが含まれています。提供されているオプションメニューを使用して、必要な値を指定します。Motif は、配置方向 (Orientation) と増加方向 (Direction) の組み合わせに対して仮定条件を設定します。 また、スケールおよびスケールタイトルの配置を行う際に、指定されたフォントの増加方向を考慮して決定する場合もあります。OSF/Motif プログラマーズ・リファレンスを参照することをお勧めします。

「目盛り」ページには、バージョン 2.1 の Motif ツールキットで利用できるウィジェットの機能を構成するリソースが入っています。 X-Designer はこのページにあるデータを使用して XmScaleSetTicks(3X) の呼び出しに渡すパラメータを構成します。この結果、目盛りはスケールの端に沿って自動的に配置されます。

コールバックの指定は、X-Designer の「ウィジェット」メニューから「コールバック」ダイアログを表示して行います。

注意

追加機能を提供するために、スケールウィジェットに子を追加することができます。 Motif 1.2 では、スケール上に目盛りを表示するラベルを追加するとよいかもしれません。Motif 2.1 ではこの処理は不要で、「目盛り」ページを構成するだけです。

設定したリソースがこのリソースパネルに見つからない場合は、コアリソースパネル (X-Designer ウィンドウ上部にあるウィジェットメニューから選択する) を調べてください。

関連項目: