アイコンガジェットウィジェット

Motif 2.0 で導入されたアイコンガジェットは、ラベルとピックスマップイメージを同時に表示できるガジェットです。

その主な目的はアプリケーションオブジェクトを絵入り表示することにあり、通常は、さまざまなスタイルで子であるアイコンガジェットをレイアウトするコンテナウィジェットと併用されます。

初期のリリースのアイコンガジェットは不安定になりがちで、ガジェットのカラーを設定するときにその傾向が強くなります。 2.1.10 より前のリリースの Motif は、この点では安全ではないと言えます。

小アイコン・マスクリソースと大アイコン・マスクリソースは深さが 1 ビットのピックスマップでなければならず、つまりビットマップでなければなりません。 X-Designer では、これより深いピックスマップを指定できないようになっています。 ビットマップでないピックスマップをこれらのリソースに割り当てようとすると、アイコンガジェットが不安定になり、アプリケーションをクラッシュさせる可能性があります。

アイコンガジェットの詳細については、『OSF/Motif プログラマーズ・リファレンス』の XmIconGadget(3X) を参照してください。

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