メークファイルの生成オプション

このダイアログには、4 個のトグルとスクロールリストがあります。「デバッグ」というラベルが付いたトグルをオンにするとコンパイラフラグに -g が追加され、生成されたアプリケーションがデバッグしやすくなります。

ある言語でコードを生成した後、別のコードファイルを異なる言語で生成した場合、生成されたすべてのメークファイルには両方のコードファイル用の規則が含まれます。しかし、「現在の言語のみ」トグルをオンにすると、現在の言語だけに適用されるメークファイル生成されます。

「新規メークファイル」と「メークファイル・テンプレート」の 2 つのトグルは、生成するメークファイルの種類を設定するためのものです。トグルの設定によって、単純なメークファイルとテンプレート付きのメークファイルのどちらかが生成されます。設定方法には、以下の 4 通りの組み合わせがあります。

1. 「新規メークファイル」トグルをオンにし、「メークファイル・テンプレート」トグルをオフにする。

この場合は、簡易メークファイルが生成されます。メークファイルによって構築されるアプリケーションに別のデザインファイルを追加したくない場合に、このオプションを使用します。

2. 両方のトグルをオンにする。

この場合は、テンプレート付き、すなわち以降の生成でファイルの更新用テンプレートとして機能する構造化コメントを持つメークファイルが生成されます。メークファイルによって構築されるアプリケーションに別のデザインファイルを追加する場合に、このオプションを使用します。

3. 「新規メークファイル」トグルをオフにして、「メークファイル・テンプレート」トグルをオンにする。

この場合は、現在のデザインコードファイルが前述の項目 2 で生成されたメークファイルに追加されます。

4. 両方のトグルをオフにする。

この場合は、前述の項目 3 とまったく同じです

「メークファイル・オプション」ダイアログにあるスクロールリストを使用すると、特定のプラットフォームに適したメークファイルを生成できます。プラットフォームには、選択肢が複数用意されているものもあります。たとえば Solaris の場合、アプリケーションのコンパイル対象プラットフォームとして 34 ビットと 64 ビットのどちらかを選択できます。デフォルトでは、現在使用中のプラットフォームが選択されています。別のプラットフォームで実行するアプリケーションを構築したい場合や、デフォルトとは異なるコンパイラを使用したい場合は、設定を変更してください。もちろん、アプリケーションの実行環境に対応するために、複数の異なるメークファイルを生成することもできます。生成できるメークファイルの数に制限はありません。

関連項目: