X-Designer 再現機能でのウィジェット命名規約

X-Designer 再現機能でのウィジェット命名規約


X-Designer 再現機能では、ウィジェット名はウィジェットを参照するときに使用します。ウィジェットベースのテストツールの主な処理の 1 つが、正しいウィジェットを識別することです。命名規約は、複雑すぎずかつ明確である必要があります。

X-Designer 再現機能が使用している規則は、以下のとおりです。

  1. コントロールがウィジェット (ガジェットではない) で、かつ現在のダイアログでその名前を持つ唯一のウィジェットの場合は、次のようにウィジェット名を使用します。
        in ApplicationShell
    	push mywidget
    

  2. コントロールがガジェットの場合は、次のように親の名前.ガジェット名を使用します。
        in ApplicationShell
    	push myradiobox.mytogglebuttongadget
    

  3. ウィジェット名がヌル (つまり "") の場合は、次のように unnamed を使用します。
        in ApplicationShell
    	push myradiobox.unnamed
    

  4. 現在のシェルに当該ウィジェット名 (またはガジェット名) のインスタンスが複数ある場合は、次のようにインスタンスを番号で参照します。
        in ApplicationShell
    	push mywidget#17
    	push myradiobox.unnamed#3
    	push myradiobox#2.unnamed#2
    

  5. スクリプトを独自に作成する場合は、次のように tree コマンドを使用してウィジェット階層を調べます。
        in ApplicationShell
    	tree ApplicationShell
    

    これで、ウィジェット階層の回帰的リストが出力されます。リストには、実際のウィジェット名が含まれます。また、 X-Designer 再現機能で使用する名前と実際の名前が異なる場合は、 X-Designer 再現機能で使用する名前も括弧で囲んで表示されます。

  6. シェル名があいまいな場合は、次のようにインスタンスを使用します。
        in myshell#2
    	push button1
    
        in myshell#3
    	push button2
    


注 - インスタンス番号は、スクリプトを記録する際に自動的に計算されます。Instance #3 は、シェルのウィジェット階層の最下位から始まり、左から右への検索でその名前が 3 個目に出現したことを意味しています。

関連項目: