アクセラレータとニーモニックは、ショートカットキーボードの制御メカニズムです。マウスを使用せずにボタンの選択を行うための機能です。
アクセラレータやニーモニックは、各種メニュー内のよく使われるボタンにのみ設定されており、マウスの替わりに使用できるキーはメニュー上に表示されています。
ニーモニックは、画面上に該当メニューが表示されている場合にのみ有効ですが、アクセラレータはその制限がありません。
ニーモニックは、単一文字の形式をとります。この文字には通常、ボタンラベルの最初の文字が使用されますが、ボタンラベル内の他の文字の場合もあります。ボタンラベル中の下線の引かれた文字がニーモニック文字です。( ) で囲まれてラベルの後に表示されている場合もあります。ニーモニック文字を入力することで、その項目を選択することができます。
アクセラレータのキーは、ボタンラベルの後に表示されています。アクセラレータは、文字と特殊メタ文字を組み合わせた形式をとります。たとえば、アクセラレータ Control + k は、 Control キーと k キーを同時に押すとボタンを選択できることを意味します。有効なアクセラレータ形式およびメタ文字の詳細については、OSF/Motif プログラマーズ・ガイドを参照してください。
アクセラレータは、現在のダイアログのコンテキスト内で固有でなければいけませんが、ニーモニックは、ボタンがメンバーであるメニュー内でのみ固有でなければいけません。アクセラレータとニーモニックは、それらが関連付けられているボタンがユーザー入力を感知できない場合には、一切効力を持ちません。感知については、コアリソースパネルのヘルプ項目を参照してください。
関連項目: