シャットダウン

  Red Hat Linuxをシャットダウンするには、shutdownコマンドを使用します。詳細はshutdownマニュアルページを読めばわかりますが、2つの最も一般的な用途は次のとおりです。

/sbin/shutdown -h now
/sbin/shutdown -r now

  shutdownをルートとして実行しなければなりません。すべての機能をシャットダウンした後、-hオプションでマシンを停止し、-rオプションで再起動します。

  rebootコマンドとhaltコマンドは現在、システムが実行レベル1〜5にある間に実行すると、shutdownを呼び出せますが、すべてのLinux類似のオペレーティングシステムがこの機能を持っているわけではないので、そのように実行することはよくありません。

Warning警告
 

コンピュータがそれ自体の電源をダウンしないかぎり、システムが停止するかシャットダウンを終了したというメッセージが表示されるまで、コンピュータをオフにしないでください。

このメッセージを待てないということは、ハードドライブのパーティションがマウントされる前にマシンをオフに切り替えることになります。そうすると、ファイルシステムが破壊されるおそれがあり、次に起動しようとしてもシステムが起動できない可能性があります。