LinuxconfへのWebベースのアクセス

 セキュリティ上の理由から、WebベースでのLinuxconfに対するアクセスはデフォルトで無効になっています。WebブラウザからLinuxconfにアクセスするためには、Webアクセスを有効にする必要があります。以下にその方法を説明します。

  1. Linuxconfのツリーウィンドウの[Config]タブで、Networking=>Misc=>Linuxconf network accessを選択します。

  2. 右側に[Linuxconf html access control]パネルが表示されるので、Linuxconfのアクセスを許可する必要のあるコンピュータのホスト名をすべて入力します。ローカルでもWebベースのインターフェイスを使用したい場合は、自分自身のシステムも組み込みます。チェックボックスを選択することによって、Linuxconf関連のWebアクセスをシステムのhtmlaccess.logファイルに記録することができます。

  3. [Accept]ボタンをクリックします。

  4. また、/etc/xinetd.d/linuxconf-webファイル内のdisable行が
    disable=no
    になっていることを確認します。次に、シェルプロンプトでコマンド/sbin/service xinetd reloadを実行します。

 これでWebベースのアクセスが有効になるはずです。試してみるには、アクセス制御リストに追加したシステムのから、Webブラウザで以下のURLを入力します。

http://
<host>
:98/

もちろん、<host>はシステムのホスト名と置き換えます。これでLinuxconfのメインページが表示されるはずです。先頭ページ以降にアクセスするためには、システムのrootパスワードを入力する必要があることに注意してください。

 同じステップを実行し、ホストの代わりにネットワーク名を入力することにより、Linuxconf に対するネットワーク全体のアクセスを有効化することができます。