(この章に関して Rick Masters の助言に感謝します) |
LILO はハードディスクのマスターブートレコード (MBR) にインストールしてあるものとします。これが最も一般的な設定です。 今は 2 つ目だがいずれは 1 つ目になるハードディスクに LILO をインストールします。
/new-disk/etc/lilo.conf を次のように編集します -
disk=/dev/hdb bios=0x80 # 2 つ目のハードディスクを 1 つ目のハードディスク
# として取り扱うよう LILO に指示する。
# (BIOS ID 0x80).
boot=/dev/hdb # 2 つめのハードディスクに LILO を
# インストールする。
map=/new-disk/boot/map # マップファイルの場所
install=/new-disk/boot/boot.b # このファイルから(LILO ブートレコードを)
# ブートセクタへコピーする。
prompt # "LILO boot:"プロンプトの表示
#
timeout=50 # デフォルトで 5 秒後に起動させる。
# (単位は 1/10 秒)
#
image=/new-disk/boot/vmlinuz # Linux カーネルの場所を示す。
# 実際の名称は次のようにバージョンナンバーが
# 入っている。
# "vmlinuz-2.0.35"
label=linux # 起動するシステムを識別するラベル
root=/dev/hda1 # 新しい HD のルートパーティションの場所
# これはハードディスクを入れ替えた後の
# システムに合うように修正する。
# いずれ元の HD は取り外されるので
# 入れ替えたのちのハードディスクの場所を
# 指定する。
read-only # 読み出し専用でまずマウントしファイルシステムの
# チェックをする。 |
Slackware の場合. image=/new-disk/vmlinuz とします。
もし SCSI ディスクを使っているなら initrd がいるかも知れません。今ある /etc/lilo.conf を調べてみてください。
新しい HD にLILO をインストールします -
/sbin/lilo -C /new-disk/etc/lilo.conf |
-C オプションは どの設定ファイルを使うかを LILO に指定します。