どのドキュメントにもメインウィンドウがあります。 メインウィンドウにはメニューバー、スクロールペイン、拡大ボタンや ページ移動ボタン、ページの一覧、そしてPostScriptドキュメントの メインビューがあります。
メインビュー。メインビューはドキュメントを表示します。 もしモニタが十分大きいかページが十分小さかった場合、ビューには 全てのページが表示されます。そうでなければ、一部だけが表示され ます。簡単のために、ここではメインビューをビューと呼ぶことに します。
スクロールペイン。スクロールペインとは、GGvの左上にある 矩形領域のことです。スクロールペインはビューに現在表示されている ページ全体の仮想的な実体です。スクロールペインの中には、別の 矩形領域が埋め込まれています。この矩形は現在ページ全体に対して (ビューとして表示されている)現在ビューを示しています。 もっとも簡単な例: ドキュメントを読み込み、ドキュメントの一部だけ が読み込めるぐらいにGGvのサイズを変更します。そこでスクロールペイン を見てください。ウィンドウが小さいほど、埋め込まれている矩形も 小さくなります。その埋め込まれた矩形は、スライダーとして考える ことができます。スライダーは、その名の通り、あちこちに動かすこと ができます。ドラッグすると、ここで説明していることが分かること でしょう。言い換えると、スクロールペインに対するスライダーのサイズ は、ドキュメントに対してビューがどれくらい大きいかを示しており、 そしてスライダーの位置はビューの位置を示しています。もしページ全体が ビューに表示されていたら、スライダーのサイズはスクロールペインと 同じになります。
ページ一覧。左下にある数字の一覧が、PostScriptドキュメント にあるページの一覧です。
移動するのにいくつかの異なる方法があります。カーソルキー を使って移動したい方向に移動することが出来ます。スペースキー で読んでいる方向(左から右、上から下を想定しています)に移動 することができます。バックスペースでその反対の方向に移動する ことができます。スクロールペインをドラッグすることでも移動 できますし、最後にそしてもっとも簡単なやり方として、PostScript ビューにあるテキスト自体をクリックしてドラッグすることでも 移動することが出来ます。
PostScriptペインをクリックするとメニューが現れます。ページを 移動したり、拡大・縮小したり、ページを中央に再配置したり、 メニューバーやサイドパネルの表示・非表示を選択することが できます。
ファイルマネージャから複数のファイルをGGvウィンドウにドラッグ して、それぞれ別のウィンドウに読み込んで表示させることもできます。
[ファイル]メニューから、新規にビューウィンドウを開いたり、 新規にドキュメントを開いたり、今あるものを読み込み直したり することができます。ウィンドウを閉じたり(他にウィンドウが なければGGvを終了します)、ビューア全部を終了したりすることも できます。
[ドキュメント]メニューでは、次のページや前のページに移動したり、 ページを中央に再配置したり、ドキュメントのページの方向を指定 したり、あるいはあらかじめ決められている倍率のどれかまで拡大 したりすることができます。
[設定]メニューでは、[設定]ダイアログを表示したり、現在 ウィンドウのメニューバーやサイドパネルの表示・非表示を選択 することができます。